明日のプレゼンは失敗できない!
と不安と興奮で眠れぬ夜を過ごす営業パーソンは多いのではないでしょうか?
営業プレゼンは中身ももちろん大切ですが、「どんな人が」それを話すのかという外見の部分も極めて重要です。営業プレゼンを行う人が、相手にとっての商品の良し悪しを判断する一つの材料だからです。
本記事では、営業プレゼンの成功率(成約率)を向上させるために気をつけるべき身だしなみの11のポイントをご紹介します。明日のプレゼンでぜひ役立ててください!
読んだら早く寝ましょうw
目次
営業プレゼンの成功率を上げる身だしなみの11チェックポイント
営業プレゼンのために気をつけるべき身だしなみのポイントは以下の11種類です。
- 髪型を整える
- 眉毛を整える
- 髭を剃る
- 爪を切る
- 時計をする
- スーツのシワを取る
- スラックスにセンタープレスを入れる
- ネクタイはしっかりしめてディンプルを作る
- ネクタイピンをつける
- スーツの色合いはパワードレッシングを意識する
- 靴を磨く
これらをこなしておくことで、少なくとも筆者の営業プレゼンの成功率は30%くらい向上しました。
髪型を整える
まずは髪型を適度に整えます。
ボサボサだったり長すぎたりすると、こちらに対する相手の印象値を下げてしまいます。
具体的には以下のポイントを意識してみてください。
- 耳が出ている
- 襟足がシャツにかからない
- ワックスやジェル、グリースなどでボリュームを持たせつつまとめる
カットしてもらうときは「耳を出して後ろは刈り上げないくらいで」または「ツーブロックで」と伝えればOKでしょう。
髪が長すぎるなら、QBハウスへ即GO!
眉毛を整える
眉毛はキレイに整えましょう。
キリッとした眉毛をしているだけで人の印象は大きく変わり、眉毛を整えていると凛々しい表情になります。
眉毛は細くするのではなく、周りの産毛の部分をキレイに剃るだけでOKです。
100円ショップで売っている、以下のようなカミソリを使うと眉毛を簡単に整えることができます。
ヒゲを剃る
ヒゲをキレイに整える商品をプレゼンする場合を除いて、ヒゲは撲滅しておきましょう。
基本的に日本人×スーツ×ヒゲは似合わないようにできているからです。
また、営業する相手がビジネスマンなら相手はヒゲを剃っている確率が非常に高いため、その場でヒゲをたくわえた状態でプレゼンをしてしまうと、「マナーがなっていない人だな」というマイナスな印象を持たれてしまいます。
出かける前にしっかり剃って、プレゼンの会場に向かいましょう。
面倒であれば脱毛もアリです。
爪を切る
深爪にならない程度に爪を切っておくことも必要です。
プレゼン中はそこまで気にならないかもしれませんが、プレゼン後の名刺交換のタイミングで清潔感がないことが相手に伝わり、信頼感の醸成にストップがかかってしまうからです。
やすりを使ったり、爪の表面を磨いたりする必要はありません。普通に爪を切っておくことをオススメします。
時計をする
スーツを着て営業プレゼンを行うときは、時計をするようにしましょう。
ビジネスマンは相手の持ち物でなんとなく品定めすることがありますが、高確率で相手の目に留まるアイテムが時計だからです。
つまり、時計をしているかどうかによって、無意識のうちに趣味がいいかどうかなどを判別して、多少なりとも営業成果に影響を与えているのです。
そのため、営業プレゼンのときは時計をしておくことをオススメします。
オススメなタイプはシルバーでシンプルなものです。別に高い時計をする必要はありません。最低限の身だしなみとしてつける、という認識でOKです。
筆者がしている時計は以下リンク先でご紹介しています。ご興味があればご覧ください。
スーツのシワを取る
営業プレゼン当日に着るスーツはシワをキレイにとっておきましょう。
シワシワのスーツでは、みずぼらしい印象を相手に与えてしまい、相手の意思決定スピードを鈍らせてしまうからです。
ジャケットの前後はもちろん、ジャケットのポケットのフラップ(ふた)やスラックスの膝裏などを、衣類スチーマーでシワ伸ばしするのをオススメします。
衣類スチーマーはひとつあると営業プレゼン前はもちろん、出張中にスーツケースに入れてシワになってしまったシャツのシワをとるのにも大活躍してくれます。
パナソニックやアイリスオーヤマなどメーカーや種類も豊富なため、ひとつは持っておくと何かと助かりますよ。
スラックスにセンタープレスを入れる
スーツのスラックスには、しっかりとセンタープレスを入れておきます。
目的はスーツのシワを伸ばすのと同じであり、さらに営業パーソンとしてのスマートさを演出するためです。
出張中ならホテルにひとつはズボンプレッサーが置いてあるはずなので、そちらを活用しましょう。
自宅でスラックスにセンタープレスを入れる場合は、上述の衣類スチーマーを活用するとキレイにいきます。もちろんアイロンでもOKです。
どうせスーツを着るならかっこよく着こなしましょう。
ネクタイはしっかりしめてディンプルを作る
ネクタイは緩まないようにしっかり締めるとともに、ディンプルを作って華やかさを演出しましょう。
ネクタイが緩い場合はだらしない印象を相手に与えてしまいますし、ネクタイにディンプルがあると顔周辺の印象が向上するからです。
ディンプルを作るためのコツやオススメの素材、結び方との組み合わせなどは以下の記事で詳細に解説しています。あわせてご覧ください。
ネクタイピンをつける
ネクタイピンは必ずつけるようにしましょう。
プレゼンの動きの最中にネクタイが動いたり、せっかく作ったディンプルが崩れないようにするためです。
シルバー系のネクタイピンであれば基本的にはなんでもOKなので、営業プレゼンの際には忘れないようにしましょう。
そのうち勝負ネクタイピンみたいにこだわりが出てくると、より一層身だしなみを整えるのが楽しくなってくるはずです。
スーツの色合いはパワードレッシングを意識する
スーツの色合いは、パワードレッシングを意識した取り合わせにしましょう。
色合いを意識することで、狙った印象を人に与えることができるからです。
具体的には、営業プレゼンのような熱量とスマートさの両方が必要な場合にはネイビースーツ×白シャツ×赤いネクタイの組み合わせがオススメです。
次のプレゼンからぜひ意識して取り入れてみてください。
靴を磨く
営業パーソンたるもの、靴は常に磨いておきましょう。
靴を磨いたことによって加点があるというよりは、靴を磨いていなかったことによる減点を防ぐためです。
よく、一流のホテルマンはお客さまの靴をチェックしていると聞きます。細かいところまで気を遣える一流のビジネスマンかどうかを見定めているのでしょう。
ビジネスマン相手に営業プレゼンを行う場合、相手も靴を磨いているケースが多く、その際は間違いなくこちらの靴もチェックされます。
2分くらいで終わる靴磨きを怠ることで営業プレゼンの成功率を下げないよう、出かける前に靴を磨いておきましょう。
汚れを取るだけでも十分なので、筆者は時間がないときはティッシュでさっとふくなどの対応をしています。
清潔感があり、減点されないスタイルが正解
営業プレゼンの成功率をあげる身だしなみの共通点としては、「清潔感があって、相手の減点ポイントをクリアしたスタイル」が正解であるということです。
営業プレゼンは、値段によらず聴衆に「購買」という決断をさせる場です。その決断を迫る人間がだらしない格好をしてしまっていては、どれだけいい話を繰り出しても、どれだけいい内容で構成しても、どれだけ魅力的な商品でも購買にはいたらないでしょう。
営業プレゼンをする自分が、商品やプレゼンの内容構成などのすべての価値を下げてしまっているからです。
清潔感があり、相手に減点されないために、上述した11のポイントをぜひ意識してみてください。
さいごに
営業プレゼンは、商品や内容だけではなく、スピーカーの存在も聴衆の意思決定に重要な影響を与えます。
身だしなみを意識し始めると、自然と背筋も伸び、自信に満ち溢れた立ち居振る舞いをすることができるようになってきます。
今まで営業プレゼンのときの身だしなみについて意識したことがなかったのなら、騙されたと思って一度本気で準備してみることをオススメします。
割と世界変わりますよ。