FX初心者向け・FXとはどんな投資？FXの取引時間やレバレッジについて解説します！

FXというのはどのような投資？

FXとは、「Foreign Exchange」の略語であり、日本語で外国為替証拠金取引と言っています。外国為替については、通貨の交換を意味していて、証拠金というのは預ける資金ということを意味します。

具体的に言えば、アメリカへ旅行に出掛ける際、円を米ドルに両替しますが、このような通貨を両替する行為が、外国為替取引になります。

円高・円安とは何？

円高・円安とは何でしょうか？

円高は、円が他の通貨と比べて価値が高い状態を意味します。
それに対して円安は円が他の通貨と比べて価値が低い状態の事です。
為替相場に関しては、需給関係によって変化します。

例を挙げると、円と比較して米ドルの需要が高いのなら、円安ドル高と言えます。しかしながら、米ドルと比較して円の需要が高ければ、円高ドル安になります。

このように需要と供給のバランスによって為替相場は常に変化します。

FXの取引時間

FXは、原則的に平日24時間取引を行うことができます。土日・元旦はFX会社が休みであるので、取引を行うことはできません。

また、24時間取引ができますが、いつでも値動きが活動的に動いているということではありません。値動きが動きにくい時間帯もあるのです。

効率良く利益を得たいのであれば、値動きが盛んになりやすい時間帯での取引をオススメします。

レバレッジとは何？

レバレッジは、資金の何倍も大きな取引ができる仕組みを意味します。また、そもそもの言葉の意味では「てこの原理」を意味しています。

りぴとん

小さな力で大きなものを動かそう、みたいな感じですね。

FXはレバレッジがあることから、わずかな額から取引を行うことができます。またわずかな額からでも、大きな収益を獲得出来るメリットも存在します。

しかしながら、高いレバレッジでの取引に関しては、それだけリスクもあることに注意が必要です。

スプレッドとは何？

スプレッドは、買値と売値の差のことです。
FXを行う際には、必ずスプレッドを支払うことが求められます。

りぴとん

一般的に言って、FXの取引手数料は無料ですが、取引毎にスプレッドが生じることもあって、実質的な手数料だとも言えます。

またスプレッドに関しては、時間帯によって拡大するケースもあります。スプレッドを抑えることによって、コストを抑えた取引ができます。

相場が下落しているシーンでも利益を見込むことができる

FXにおいては、相場が下落しているシーンでも利益をターゲットにすることができます。FXは、「買い」だけではなく、「売り」から取引をスタートすることができることが理由です。

一般的に、相場が今後上がるだろうと予測したという時には、買い注文を入れて、相場がこの先下がるであろうと予測した時には売り注文を入れます。

具体的に言うと、1ドル110円の時に、今後相場は下がるだろうと推測したという場合には、新規で売り注文を入れます。こちらが想定した通りに下がった際には、下がった分だけの収益を獲得出来ることになります。しかしながら、予想とは逆に相場が上昇してしまった時は、その分だけマイナスがもたらされることになります。

株式投資においては、相場が上昇しない限り収益を獲得することはできませんが、証拠金取引のFXでは、下落相場の時にも利益をターゲットにすることが出来ます。

りぴとん

上昇の局面だけに限らず、下落の局面でも利益を狙うことができるのは、FXの大きな特徴と言えますね！

短期・中長期でも利益を狙うことができる

FXの投資スタイルについては、人によってさまざまです。
数分から数時間単位での売買を行う人もいたなら、数週間から年単位でしか売買をしない人もいます。

短期売買で細かく利益獲得をターゲットにしていくスタイルであったり、中長期での値上がり、スワップポイント（通貨ペアの金利の差による利益）の獲得をターゲットにするスタイルなど、自分にぴったりのバラエティーに富んだスタイルで投資を行うことが出来ます。

仕事・家庭の都合によって、FXに割くことが出来る時間に関しては、個人差がありますが、あなた自身のライフスタイルまたは投資スタイルに合わせた方法でトレードすることができるのも、FXのメリットです。

ロスカットとは何？

ロスカットというのは、有効証拠金が必要証拠金を割り込んだケースで強制決済されることです。証拠金以上のマイナスを出さないようにする、投資家保護の役割があります。

しかしながら、短期間で急な価格の変動・窓開けが生じた場合、ロスカットが間に合わないこともあり得ます。

ロスカットに関しては、便利な仕組みではありますが、万能ではないことから、無理な取引を行うのはオススメしません。

pipsとは何？

pipsというのは、値動きの最小単位です。

FXには様々な通貨があり、通貨によってドルまたはユーロなど単位が異なります。

単位が統一されていなければ、変動幅の比較を行うのに手間暇が掛かります。共通単位を使うことによって、どちらの通貨の組み合わせでも、スムーズに変動幅を把握することができることから、導入されているものです。

さいごに

FXでの基本的な用語の解説をし始めたら結構長くなりました。

局面を気にせず利益を狙えることと、レバレッジを活用できることがほかの投資と比べて素敵なことであると言えますね。

ただし、その分リスク（ボラティリティ）が大きいとも言えるため、余剰資金から投資を始めてみることをオススメします。