FXで相場が動く時間帯とは?値動きが活発になりやすい時間帯をまとめました。

FXで相場が動く時間帯とは?値動きが活発になりやすい時間帯をまとめました。

  • 「FXで相場が動く時間帯はいつ?」
  • 「FXの取引ができる時間帯はいつ?」
  • 「ニューヨーク市場は相場が良く動く?」

上記のような疑問をお持ちの方のために、こちらの記事では、FXで相場が動く時間帯や値動きが活発になりやすい時間帯などをまとめました。

為替市場の値動きが、盛んになりやすい時間帯とは?

為替市場の値動きが、盛んになりやすい時間帯を押さえておきましょう。

FXは24時間取引ができるような仕組みになっていますが、相場というのはいかなる時も盛んに動いているわけではなく、1日の中で数回値動きが盛んになり易い時間帯があります。

短期取引の場合には、値動きが小さい時間帯に効率的に収益を挙げることはハードルが高いため、時間帯毎の値動きの特徴に関して把握しておくことが求められます。こちらでは、値動きが盛んになりやすい時間帯について解説していきます。

りぴとん
りぴとん

短い期間で成果を上げようとしているのに、取引が行われなければそもそも値動きしないですからね!

東京市場(日本時間8時から)

東京市場に関しては、一般的に言うと「日本時間の8時から17時まで」で、メインとして、日本・中国・オーストラリア・シンガポール等々の市場参加者が、トレードする時間帯になります。

午前9時55分に、基準レートを決定する「仲値」が発表されて、実需筋を主体として取引が生じて値動きが活気づくことがあります。仲値が決済して、10時を過ぎましたら、値動きが一旦落ち着くことがよくあります。

ゴトー日と言われている5と10がつく日(5・10日・15日等)は企業の決済日が数多く、取引先に支払うドルが沢山必要になるため、ドル高・円安になりやすと言われています。こちらのトレンドを使って、東京市場で仲値に意識しながら取引するトレーダーもいらっしゃるようです。

ロンドン市場(日本時間16時から)

ロンドン市場に関しては、「日本時間の16時から26時(冬時間は17時から27時)頃」で、ヨーロッパ勢が中心となって取引をしていきます。

ユーロであったり、ポンド等々の通貨が積極的に取引されて、値動きが活気づくことがよくあります。19時頃になれば、ヨーロッパ勢は昼休みに入ることもあって、値動きは一時的に落ち着つくトレンドがあります。

21時以降(冬時間に関しては22時以降)はニューヨーク市場と重複しているため、1日の中において最も取引が活気づいている時間帯になります。日中にチャートが見られないという方は、こちらの時間帯での取引を検討するのもおすすめです。

ニューヨーク市場(日本時間21時から)

ニューヨーク市場に関しては、「日本時間の21時から早朝6時(冬時間に関しては22時から早朝7時)」で、アメリカ勢が中心となってトレードをしていきます。米ドル/円だけに限らず、ユーロ/米ドル等々のドルストレートと言われている通貨ペアが盛んに取引されています。

24時はニューヨークオプションカットと言われている通貨オプションの権利行使の期限時刻になっており、こちらに合わせて投資家が取引を活発化させるケースがあります。翌1時になると、ロンドン市場の仲値が決定することから、東京市場と同様に、実需筋の取引により値動きが活気づくことがよくあります。

ニューヨーク市場においては、高いペースで「米国の重要な経済指標」が発表されます。特に毎月第一金曜日に発表される米雇用統計に関しては、これから先の相場の流れを決定するキーポイントとなる経済指標の一つとして重要視されます。21時以降(冬時間につきましては22時以降)はロンドン市場と重なることから、値動きが大きくなりやすいことも覚えておいてください。

FX取引ができる時間帯とは?

FX取引ができる時間帯につきまして、認識しておきたいポイントは次にあげる3つになります。

  • 原則的には「平日(月曜日の朝から土曜日の朝)・祝日」の24時間取引が可能
  • 「クリスマス(12月25日)・大晦日(12月31日)」に関しては、取引時間が短縮されることがある
  • 「サマータイム中(3月の第2日曜日から11月の第1日曜日)」に関しては、取引時間が1時間早まる

外国為替市場が世界中に見受けられるため、FXは実際的には、平日の24時間いつでも取引できます。

FXの取引時間

祝日であったとしても、土日と重なっていないケースでは、24時間トレードできます。これについては、国によって祝日がバラバラであり、日本が祝日で東京市場がお休みの時でも、その他の市場が開いていることが理由になります。

しかしながら、FXの会社によっては、クリスマス(12月25日)・大晦日(12月31日)に取引時間を短縮するケースや、メンテナンスの為に平日でもトレードができない時もあります。利用する前に、それぞれのFX会社のお知らせページなどでチェックしてみましょう。

また、FXの市場においては「サマータイム」を導入する時期が存在します。「3月の第2日曜日から11月の第1日曜日のサマータイム期間中」に関しましては、ロンドンまたはニューヨークの為替市場で、取引時間が1時間早まります。

さいごに

取引が盛んに行われるタイミングを狙ってこちらも取引することは、値動きを利用して収益を獲得するFXでは重要なことです。

大きな市場がいつ動くのかを把握し、効率よく投資を進めましょう!

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