人を褒めることができれば、それだけ人間関係が円滑になります。そのためか、褒め言葉を解説する記事はたくさんありますが、全体的に極めて真面目です。
- 他人とは違うものはないものか?
- ユーモアのセンスに溢れる人間になりたい
- 異性との話を盛り上げたい
こんな風に思っている人の疑問に全力でお答えするべく、本記事では、必ず相手を気持ちよくできて、なおかつ面白い褒め言葉をあいうえお順で49個解説します。
「ふざけすぎでは……?」と思った人向けには、ちゃんと最後の方に真面目なやつも入れてますので、ご安心ください!
目次
あいうえお順の使える褒め言葉49
使える条件は限られますが、私が実際に使っている面白い褒め言葉をあいうえお順で49個記載します。
あ行
- 愛さずにはいられませんね!
- 燻し銀ですね!
- Uber Eats(ウーバーイーツ)を創業できそうなひらめき!
- 選ばれし存在!
- 「おしゃれ」って辞書で引いたらあなたが出てきますね!
か行
- 神は二物を与えてしまいましたね!
- キレッキレすぎて逆に危ないですね! 私が鞘(さや)になります!
- 屈強!
- ケミカルリアクション(化学反応)起こせる人だったんですね!
- これ以上ないです!
さ行
- 颯爽通り越して真空波!
- 獅子奮迅の大活躍でした!
- スッと入ってきました!
- 世界が認める技ですね!
- 尊敬します!
た行
- 太刀打ちできないです!
- 知見が深いですね!
- つい、見とれてしまいました!
- 天才的です!
- 到底私では及びません!
な行
- なんということでしょう!
- ニュートンもびっくりです!
- 抜きん出ていますね!
- 粘りが違います!
- 脳の回転が光と「とんとん」!
は行
- ハイレベルすぎます!
- 引く手あまたですね!
- 踏まれたい!
- 偏差値80ですね!
- 惚れ惚れします!
ま行
- マーベラス!
- 身に余る光栄です!
- 無双できるすごさですね!
- メンタル最強!
- 猛者ですね!
や行
- やんごとないです!
- 夢にまでみた光景です!
- 喜びの極み!
ら・わ行
- ラブレター書きたいくらいです!
- 凛々しいです!
- ルールはあなたですね!
- 練度が高すぎます!
- 老若男女に愛されますね!
- ワンダフル!
仕事で使える褒め言葉19選
今日から使える褒め言葉を例を交えて記載していきます。
ちょっとふざけすぎでは……? と思った人向けで、ここからちゃんと仕事で使えるものをご紹介します!
万能タイプ
まずは、”どこでも””誰にでも”使えるフレーズです。
- さすが!
- 最高!
- 知らなかった!
- すごい!
- 素敵!
- 素晴らしい!
- センスがいい!
- そうなんだ!
これらの8つの言葉は、明日からすぐに使えるフレーズです。
どんな話題にも対応できる、使いどころを選ばない言葉だからです。
友達や同期など、特に褒めることで何かを期待することのない間柄の人にはこれらのフレーズが効果的です。
使い方の例は下記の通りです。
「昨日自分でカレー作ったんだ」に対しては「そうなんだ! すごいね!」
「今日は大変だったけどなんとか乗り切ったよ」に対しては「さすが! 素敵だね!」
イメージとしては、1つないし2つを一緒に使うような感じです。
8つの中でも特にいつでも使える万能タイプは下記の4つです。
- さすが!
- すごい!
- 素敵!
- そうなんだ!
とりあえずこの4つを連呼するだけでも褒め言葉として成り立ちますし、十分人を褒めているように聞こえます。
ぜひ活用してみてください。
仕事中に目上の人を褒めるときの言葉
次は、自分より目上の人を褒めるときの言葉です。
まぁ「褒める」というよりは「持ち上げる」という表現の方が正しいかもしれませんね。
自分と同じ年齢の人や目下の人を褒めるよりも、目上の人を褒めるときには少し注意が必要です。
一見褒め言葉でも、よくよく意味を考えると失礼に当たるかもしれない褒め言葉があるからです。
では目上の人の褒め言葉の例を記載します。
- ●●さんだからこそできたことですね!
- ●●さんのおかげでうまくいきました!
- お目が高いですね!
こんな感じの言葉が言えれば最高です。
ちなみに、一見褒め言葉に見えますが、意味を調べると失礼に当たる可能性のある言葉の例は下記です。
- お見それしました!
- 伊達じゃないですね!
これらの言葉は、「もともと相手を下に見ていたけれども、今回の結果によって見直しました」という意味があります。
つまり、最初に見下していたという意味で失礼に当たるのです。
実際私も部下から「伊達じゃないですね!」と言われて、多少の違和感を感じて調べてみたところ、真の意味が分かりました。
知らないうちに使っている言葉が、実は失礼な表現だったということもありますので、上記のような言葉は使わないことをオススメします。
せっかく相手を褒めよう、持ち上げようとしているのに逆効果になったらもったいないですからね。
仕事中に目下の人を褒めるときの言葉
目下の人を褒めるときの言葉は、基本的に万能タイプを使っていればOKです。
ただ、上司として部下に成長を促したいときの褒め言葉は少し工夫する必要があります。
おそらく部下を褒めるときは「やる気になってほしい」とか、「成長してほしい」というような裏の目的があって褒めるからです。
そのまま万能タイプを使ってしまっては、せっかく部下のやる気を向上させるチャンスを逸してしまうので、工夫が必要になるというわけです。
では、目下の人を褒めるときの言葉の具体例を記載してきます。
- 前よりも●●がスムーズにできるようになったね!
- ●●がうまくいったね、よくやった!
- ●●をしてくれたことで助かった!
- ありがとう!
- 君のおかげだ!
- 君に頼んでよかった!
- 頼りになるよ!
- お客さまも君の●●を褒めていたよ!
上記の例から、部下に対してかける褒め言葉として正解なのは下記の4種類です。
- 感謝
- 単純な褒め言葉
- 部下の存在を承認する言葉
- 部下の行動を認める言葉
上の3つは部下のやる気を上げる言葉となり、最後の1つは部下の成長を促す言葉です。
目下の人に対してどのように褒めたらいいか困っている場合は、自分の目的に合わせて上記の言葉を活用してください。
褒めるときの大原則
人を褒めるときに注意すべき大原則はたった1つです。
それは、「自分が上だと相手に思わせるようなニュアンスの言葉は使わない」ということです。
見下しているような印象が褒め言葉から伝わってしまうと逆効果になるからです。
途中でも出てきましたが、「お見それしました」をはじめとした、下記のような言葉は避けましょう。
人を褒めるということは、心から相手を尊敬して称賛したいがために勝手に言葉が出てくるということです。
相手を心から称賛したいという気持ちがあれば、上記のような言葉は出てこないはずなので、意識してみましょう。
さいごに
褒め言葉は、相手を尊敬する気持ちがあればいくらでも思いつきます。
前提として大切なことは「他者を敬うこと」なので、忘れずに抑えておきましょう。