今、世間は副業ブーム真っ只中であり、多くの人がさまざまな副業に取り組んでいます。
副業の最大のメリットは、自分の収入を増やせることです。自分の収入が増えることは、だれだってうれしいものです。ただ、管理職をしている人は通常業務もなかなか忙しいため、ガッツリ時間や体力を使う副業は難しいでしょう。
そこで、本記事では忙しい管理職にオススメな副業をご紹介するとともに、管理職が副業をするために時間を生み出す方法などをご紹介します。
目次
管理職にオススメな3つの副業
管理職をしている人に私がオススメする副業は以下の3つです。
- ブログやアフィリエイトによる広告収入
- 自分のスキルを販売するスキルシェア
- ノウハウを活用したコンサルティング
この3つがオススメな理由は、時間の制約があまりなく自分のペースで取り組めることと、管理職にとって人に何かを伝えるのは日常のことであり、新しいスキルを必要としないからです。
管理職は基本的に会社員の中でも忙しい部類に入ります。自分の仕事のみならず、自部門の状況把握や管理、指示出しや上から降ってきた仕事の対応など、やることがてんこ盛りだからです。つまり、普段からあまり時間の余力がない状態で仕事をしていますので、自分が動くことなく得られる収入でないと実現性が非常に低くなります。
というか、体を壊します。
そのため、広告収入やスキルシェア、コンサルティングなどはある程度ほったらかしでも稼げることもあり、オススメなんです。
ここからは、3つの副業の戦略の概要や、どうやって始めたらいいかを解説していきます!
ブログやアフィリエイトによる広告収入
1つ目は、自分でブログを立ち上げて広告収入を得ることです。自分のブログを読んでくれた人が、自分のブログ内に設置した広告をクリックするか、広告をクリックした先のウェブサイトで実際に商品を購入することによって収入が発生する副業です。
広告収入を得るブログが管理職にオススメである理由は、副業に取り組む時間の融通がきく上に、一度作成してしまえばあとは最悪放置でもOKだからです。
まずブログを作成する時間はいつでも構いませんし、ブログを公開する時間もいつでも構いません。そのため、夜に帰宅してからでもOKですし、環境さえあれば帰りの電車の中でも作成することが可能です。
しかも、一度作成したブログは、自分で削除しない限り残り続けますので、広告収入を得られる(ほかの人に検索される)ようないい記事を書くことができれば、長く収入を運んでくれる、いわば「金のなる木」となります。
広告収入を得るための流れ
ブログで広告収入を得るための流れをものすごく簡単にいうと以下の通りです。
サーバーを借りて、ブログを始める準備をする
まずブログをスタートするためには、インターネット上にブログを作成するための場所を借りる必要があります。
イメージとしてはブログは家で、サーバーが土地みたいな感じです。
土地がないとブログという家を建てることができないからです。
正直サーバーを借りるのはどこでもいいと思いますが、有名どころをご紹介します。
- さくらサーバー(筆者利用中)
- エックスサーバー
もちろんブログを始めるならアメーバブログなど簡単に始められるものもありますが、広告を貼ることができないタイプが多いので、しっかり取り組むならサーバーを借りましょう。
WordPressをインストールする
サーバーを借りたら、サーバーにWordPressをインストールしましょう。
WordPressとは、ブログを快適に作ることができるソフトのことです。
自分好みのカスタマイズはもちろん、広告も自由に貼れますので、広告収入を得るためには必須のソフトです。
無料でダウンロードできますので、必ずインストールしましょう。
このブログもWordPressで作成しています!
インストール方法は、サーバーを借りた後にログイン画面から簡単にインストールができるはずです。
自分が人に語れるジャンルを考える
ブログを始める準備が整ったので、実際にブログで書くジャンルを決定します。
ここで書くべきジャンルは、「自分が人に語れるジャンル」です。
なぜなら、自分の経験をもとに人に説明できるジャンルでなければ、広告収入を得るのは難しいからです。
世の中はすでに多くの情報で溢れているため、表面的な情報をブログにするだけではほかの情報に埋もれてしまいます。ですが、自分がほかには負けないという分野の内容の場合は、だれよりも詳しく書くことができ、それが世の中から求められる情報になります。
管理職であれば、少なくとも今の仕事内容を部下に教えているはずです。たとえば電話の取り次ぎ方やメモの取り方、正しい名刺交換など、それはもうたくさん出てくるはずです。自分のこれまでの経験を棚卸しして、以下の3つの条件のどれかに当てはまるジャンルを選びましょう。
決めたジャンルで記事を書く
ブログで書いていくジャンルが決まったら、実際に記事を書いていきます。
記事を書くときに、私が実際に気をつけているポイントをご紹介します。
読んでくれる人、つまり検索して自分のブログにたどり着く人は、「何かを知りたくて」検索しているはずです。それを想像するとともに、その答えが記事の一番上に書いてあったら「これこれ!」と読んでくれる人が思うはずです。
逆に読んでくれる人が満足しない記事の場合は、検索されることもなければ広告収入が発生することもありません。
「自分が書きたいこと」を書くのではなく、「読んでくれる人が知りたいこと」を書くようにすれば、自ずと収入が発生します。
加えて、何かのやり方を解説する記事であれば、読んでくれる人が実際に行動を起こせるように細かく書くことが大切です。実際に行動が起こせなければ、読み手はそれを知るためにまた別の検索をしなければならなくなり、非常に手間だからです。
たとえば、自分の記事で「ダイエットにはランニングがいい!」と書いて、読み手が納得したとしても、「で、実際にはいつやるの?」「どれくらい走るの?」「ペースは?」「毎日?」などの疑問が生まれます。その情報がない記事の場合、すぐに離脱されてしまって広告収入に結びつかなくなります。
読み手のことを考えて、結論から先に書き、具体的な方法まで細かく記載するようにしましょう。
Googleアドセンスやアフィリエイトの登録をする
記事ができたら広告収入を発生させるためのサービスの登録をします。
一番有名なのはGoogleが提供している「Googleアドセンス」です。
登録申請は以下のリンク先で行ってください。
https://www.google.com/intl/ja_jp/adsense/start/
自分のサイトを登録すると、Googleが広告配信をしていいかどうかの審査をします。大体2日から3日でリアクションがあるので、確認するようにしましょう。
また、Google以外にもアフィリエイトの登録をすることも可能です。
A8.netなどが有名です。
こちらの場合も審査がありますが、ほとんど落ちることがありませんので、とりあえず登録しておくこともオススメします。
記事が読まれるように修正していく+記事を追加する
Googleアドセンスなどの広告収入を発生させるサービスに登録ができたら、あとは読み手により価値を提供できるよう記事を修正していきましょう。
時間が経つにつれて情報が古くなる記事もありますので、「オリンピック」みたいな期間限定のものを書く場合は要チェックですよ。
また、当たり前ですが読まれる記事がたくさんあった方が広告収入は増えます。
どんどん記事を公開していきましょう!
ブログを始める上で大切なこと
この中で一番重要なことは、「自分が人に語れるジャンルを考える」ことです。ブログを書くジャンルをしっかり確立することができれば長く書き続けられますが、そうでない場合は書くこと自体が苦痛になってしまうからです。
自分が人に語れるジャンルとは、たとえば得意なことや好きなことなど、人に教えたことがあるようなものです。まずは自分のこれまでの人生を振り返って、得意なことや人に自慢できたことなどをひたすら列挙しましょう。
ブログを運営する上でのサーバーの借り方や、WordPressの扱い方、Googleアドセンスの合格の仕方なんてものは、先人がたくさんの記事を書いていますので情報をたくさん仕入れることができます。
私も始めた当初まったく知識がありませんでしたが、やりながら調べればなんとでもなります。
「自分が世の中に発信できることはなんだろう?」と考えることに集中した方が、結果として広告収入を得られるようになります。
自分のスキルを販売するスキルシェア
管理職にオススメな副業の2つ目は、自分のスキルを販売することです。
こちらも一度商品を作ってしまえば、その後はあまり時間を使うことがないため、忙しい管理職にオススメです。
具体的には、仕事や趣味で身につけたスキルをノウハウとしてまとめて、電子書籍(PDFやパワーポイント)にして販売するのです。
自分のノウハウをまとめたものを一度商品にできれば、あとは売れるのを待つだけなので、ほぼほったらかしでもなんとかなります。
スキルをノウハウにして販売する手順
自分のスキルを販売する流れは以下です。
自分の経験を棚卸しして、人に教えられるスキルを探す
まずは、人に売れる自分のスキルを探すことから始めましょう。
このスキルの棚卸し作業は、ブログによる広告収入を得ようとしたときのものと同じです。
すなわち、今までの人生を振り返って、以下の3つのうちどれかに当てはまる分野を探しましょう。
- だれかに聞かれて教えたことがある
- 「すごいよね!」とだれかに褒められたことがある
- 人に自慢できる、または趣味として精通している
ポイントになるのは、だれか(たとえば本やセミナーとか)から聞いた話をそのまま選ぶのではなく、オリジナルの経験であることです。
見聞きしたものをそのまま商品にするのは、ただの盗作である上に、既存の情報のため価値が低く、結論売れないからです。
ですが、自分の経験は自分しかしていないので、そのときの対処法などを商品にするとオンリーワンの商品になり、世の中にはない情報として価値が上がります。
自分の経験から人に教えられるものであればなんでも構いません。例を挙げると以下のようなものになります。
1つ商品を作っても絶対に売れる保証はないので、複数の自分の得意なことをピックアップしておきましょう。
人に教えられるスキルを体系的にまとめて、パワーポイントやワードで書籍を作る
スキルのジャンルが決まったら、次はそれをノウハウとしてまとめた商品を作成します。
商品を作成するときのコツは、「読み手がその商品を見て、実際に行動できるようになるまで具体的に記載すること」です。具体的には、「5W1H(いつ、どこで、だれが、何を、なぜ、どうやって)」が分かるように記載することです。
5W1Hが詳細に理解できるように書かなければ、読み手が商品を読んだ後に「結局何をどうしたらいいか分からなかったな」という感想を持ってしまい、商品による満足度を上げることができないからです。
知りたい分野の本を買ってみて、読んでみたけど結局これじゃないなと思った経験は、だれしもがあると思います。返品や返金を要求することは稀ですが、あまりいい思いはしないでしょう。この時代SNSがあるので、商品の不評は一気に広まりますので、中途半端な商品を作成してしまうと、それだけで自分のビジネスに暗雲が立ち込めます。
そのため、できるだけ分かりやすく詳細に伝わるように、ノウハウをまとめて商品を作成するようにしましょう。
スキルシェア用のプラットフォームに出品して待つ
商品がまとまったら、あとは販売するだけです。
販売の手法はいろいろありますが、手っ取り早いのはスキルを売り買いできるココナラやランサーズなどのプラットフォームに出品することです。
スキルシェアのプラットフォームに出品するのが手っ取り早い理由は以下の2つです。
- 実際に販売を始めるまでにかかる時間が短い(登録が簡単)
- プラットフォームを利用している人数に一気にアプローチできる
逆にデメリットは以下の2つです。
- 1件の販売ごとに、プラットフォームへの手数料が発生する
- プラットフォームを利用している人にしかアプローチできない
メリットでもありデメリットでもある「プラットフォームを利用している人へのアプローチ」ですが、たくさんの人が利用しているプラットフォームなら多くの人に販売のチャンスがあります。逆に、少ない人しか利用していない場合や、自分の商品のターゲットとなる人がプラットフォームを利用していない場合は、どれだけいい商品でもターゲットには届きません。
分かりやすくいうと、高齢者を相手に商品を制作した場合、プラットフォームに出品しても商品はほとんど売れないでしょう。高齢者がプラットフォームをあまり利用しないからです。
プラットフォームを利用しない場合は、自分のブログで集客するか、SNSで拡散するか、チラシを作ってポスティングするなど、別の集客手段を利用する必要があることに注意してください。
ノウハウを活用したコンサルティング
ノウハウを活用したコンサルティングとは、ブログやスキルシェアのように自分で身につけたスキルをノウハウにして、それを元にお客さまの状況を改善するためのコンサルティングを行うことです。
ノウハウを一度作ってしまえば、それとお客さまの現状を照らし合わせて改善策を説明するだけなので、余計な手間は発生しません。
ノウハウを作成する手順はほかの2つでも説明している通りです。自分の得意な分野を探して、5W1Hに分解してまとめておけばOKです。
ただし、ほかの2つの方法と比べて実際にお客さまとのやりとりが発生するため、副業に充てる時間を多く取らなければなりません。
その代わり、5日間連絡し放題で10万円とか、劇的な成果を出せる自信があるなら強気で高額な値段設定ができることがコンサルティングのおいしいところでもありますので、自分の余力と相談して取り組むべきだと考えます。
管理職にオススメではない副業
普段の仕事が忙しい管理職にとって、オススメではない副業は以下の3つです。
これらはすべて、収入を得るために継続的に時間と体力を使わなければならないものばかりだからです。
たとえばウーバーイーツの配達員を副業として始めたとして、日々の仕事が忙しいのに帰ってきてから自転車を漕いで商品を配達できそうですか?
絶対キツいですよね。。。
ただでさえ忙しい管理職なのですから、時間を有効に使わなければなりません。そのため、時間を使うことでお金を稼ぐタイプの副業は初めはよくても、いつか必ず破綻します。
恒常的に時間を使わない、不労所得をいかに作るかということが管理職にとっては非常に大切です。
副業を行うための時間の作り方
私がオススメした3つの副業は、転売や配達ほど時間を使いませんが、まったく時間を使わないということはありません。ノウハウをまとめたり、ブログを書いたりする時間がどうしても必要です。
これらの最低限の時間を管理職が生み出すためには、以下の3つを普段の業務で実践してください。
上記3つを実践することにより、管理職である自分がしなければならない日常業務はほとんどなくなります。
現に私はこれらを実践して日常業務のほとんどを部下に任せているため、こんな風にブログに取り組めています。
部下を信頼して任せること、信頼できるまで部下を育てること、自分が極限まで楽ができるようにルール設定をしておくことが、管理職の副業を成功させる必須条件となるので、全力で部下を成長させるつもりで日々の仕事に取り組むことをオススメします。
部下を成長させるための記事は「部下育成」のカテゴリにまとめていますので、そちらも参照してください。
管理職が副業以外に収入を増やす手段
もちろん副業をしなくても収入を増やす手段はあります。以下の2つが時間をかけずに収入を手に入れられます。
どちらも一度投資をしてしまえば、それ以降はある程度ほったらかしでも収入を得られます。特に不動産投資は毎月分かりやすく家賃収入が入ってくるので、「稼いでいる」という実感が得られやすいです。
さらに、不動産投資は会社員にとって税金を抑えてくれるといううれしい副産物もありますのでオススメです。不動産投資が会社員の税金を抑える仕組みについては、以下の記事で解説していますので、こちらも参考にしてください。
管理職の副業の是非
結論からいうと、会社の管理職が副業をすることは法律で禁止されていません。ただ、各企業ごとに定めている「就業規則(働き方のルール)」によって拘束を受け、場合によっては罰則がある可能性があります。
法律的なお話
厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」から引用します。
裁判例では、労働者が労働時間以外の時間をどのように利用するかは、基本的には労働者の自由であり、各企業においてそれを制限することが許されるのは、労務提供上の支障となる場合、企業秘密が漏洩する場合、企業の名誉・信用を損なう行為や信頼関係を破壊する行為がある場合、競業により企業の利益を害する場合と考えられる。
引用元:厚生労働省 副業・兼業の促進に関するガイドライン https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000204092.pdf
つまり、労働時間外(たとえば18時以降)に何をしていようと自由ですが、そこに会社がルールを定められるのは勤務している会社の利益を損ねたり、本業に支障をきたすレベルで没頭したりする場合のみ、ということです。
自分の得意なことや趣味などで副業をする分には法律的にまったく問題ない、というわけです。
実務的なお話
管理職が副業をすることは法律的には問題ありませんが、会社として就業規則上で副業のルールを定めているところがほとんどですので、まずは自分の会社の就業規則を確認しましょう。
ただ、最近作成または見直しをされた就業規則では副業を認めていることが多いです。多くの会社が就業規則を作成するときに見本とする、厚生労働省の「モデル就業規則」では以下のような記載があるからです。
(副業・兼業) 第67条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。 2 労働者は、前項の業務に従事するにあたっては、事前に、会社に所定の届出を行うものとする。 3 第1項の業務に従事することにより、次の各号のいずれかに該当する場合には、会社は、これを禁止又は制限することができる。 ① 労務提供上の支障がある場合 ② 企業秘密が漏洩する場合 ③ 会社の名誉や信用を損なう行為や、信頼関係を破壊する行為がある場合 ④ 競業により、企業の利益を害する場合
引用元:厚生労働省 副業・兼業の促進に関するガイドライン https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000204092.pdf
上記内容によれば、就業規則でも勤務時間外であれば副業を認めるというルールになっているので、これをベースにしている会社の就業規則は大体副業OKです。
ただし、モデル就業規則が副業OKの内容に変わったのは平成30年11月です。それ以前の副業に関する記載は以下のようなものでした。
許可なく他の会社等の業務に従事しないこと
引用元:厚生労働省 副業・兼業の促進に関するガイドライン https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12602000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Roudouseisakutantou/0000204092.pdf
そのため、平成30年11月以降に作成または見直しをされた就業規則を使用している会社出れば副業を認めているところが多いですが、そうでない場合は本業とは別の業務をするためには会社の許可が必要としている会社があります。
仮に就業規則で副業がNGなら会社にバレるのか?
副業が会社にバレる可能性ははっきり言って極めて低いですが、バレる原因となるのは以下の2つです。
- だれかからのタレコミ
- 住民税の天引き手続きをする経理部の人
当たり前ですが、自分が「副業をしている」ということを周囲の人に言いふらした場合、いずれ自分に罰則を与える権限を持つ人の耳まで届くでしょう。口は災いのもとだと思っておきましょう。
自分が副業のことについて周囲に黙っていても、住民税の金額からバレる可能性はあります。毎月給料から天引きされている住民税は、毎月の給料に応じた金額であり、副業で大きく稼いでしまった場合は天引きされる住民税の金額が不自然に大きくなるからです。
自分と同じ収入帯の人の住民税額と比べて自分が圧倒的に高い場合、「ほかに収入がある」ことの動かぬ証拠となるので、そこからバレる可能性はあります。
ですが、住民税の金額は経理部の人とかが人の税額に興味を持って見にこない限り判明することはないので、そこまで慌てる必要はありません。
しかも、今回ご紹介した3つの副業は自分の得意分野をノウハウにしてまとめることから始まります。
自分の経験をまとめているうちははっきり言って無収入です。
時間外に趣味として自分の経験をまとめているだけに過ぎませんので、副業ではなく趣味と反論できます。
収入を発生させるまでにいくつかのステップがある方法で副業をしようとしているので、そこを気にするよりは、まず自分の経験の棚卸しとノウハウのまとめ作業に集中することを個人的にはオススメします。
さいごに
管理職だから副業をしてはいけないというルールは法律にはありません。これからの時代、ひとつの会社にしがみつくのではなく、管理職というアドバンテージを生かして収入の柱を増やすことで、余裕を持って本業に取り組んだり、魅力的な上司の背中を見せられ部下も自分についてきてくれることでしょう。
今回お伝えした副業の方法で、1人でも多くの管理職の人が幸せになることを願っています。