FXは危険性がある?リスクを回避するには?相場の分析方法まとめ。

FXは危険性がある?リスクを回避するには?相場の分析方法まとめ。

「FXは危険性がある?」
「FXのリスクを回避するにはどの様にしたら良い?」
「相場の分析方法が知りたい」

こちらの記事では、FXは危険性があるのかどうかや、リスクを回避する方法、相場の分析方法について解説します。

FXに潜んでいる危険性とは、「急な為替変動」である

FXにおいては、ハイレバレッジでポジションを保持しているタイミングで、想定とは逆の方向に相場が移り変わると大きなマイナスを出してしまうリスクがあります。

その中でも、アメリカ雇用統計等々の重要経済指標が発表される時刻は気をつける必要があります。価格が上下に激しく変動することから、高いレバレッジでポジションを保持していると、買いでエントリーしていても、売りでエントリーしていても、証拠金維持率が急に下がってロスカットされるリスクが高くなります。

また証拠金以上のマイナスが生じて、FX業者に対して借金を抱える追加証拠金の入金を求められる状態にもなるかもしれないので、レバレッジを25倍にした状態でトレードすることはリスクが高い状態であると認識しておくことが求められます。

さらに適正だと言える損切りラインをセッティングしないまま、何も考えずにトレードすることもリスクがあります。トレンドが反転するという前提条件で、ポジションを積み重ねると、想定が外れてしまった際の損失が拡大します。

リスクを回避するにはどのように取り組めば良い?

リスクを回避する方法を抑えておきましょう。

ここまでで、FX初心者がマイナスが生じてしまいがちなパターンをご紹介しました。

これからはこれらのリスクを回避する、実際的な方法を解説していきます。

基礎的な相場の分析方法からきちんとした取引ルールを定める

あなたならではの取引ルールが決定されていれば、なんとなくで取引してしまうリスクは避ける事ができます。

ここではオーソドックスな2つの相場分析方法をご紹介します。

チャート上で行うテクニカル分析

テクニカル分析に関しては、過去の値動きからこれから先の値動きを推測する相場分析方法で、チャート上に示されたローソク足であったり、値動きから算出されたインジケーターを活用します。

りぴとん
りぴとん

チャートを開くだけで、パソコン・スマートフォン1台で取引の方針を決めることができるため、広い分野で行われています。

こちらでは、オーソドックスなテクニカル分析である移動平均線とRSIをご紹介します。

移動平均線

移動平均線というのは、「一定期間の終値の平均値を、チャート上に線で結びつけたテクニカル分析」になります。

移動平均線にはバラエティーに富んだ活用法がありますが、上を向いていたなら上昇トレンド、下を向いていたなら下降トレンドと判断するのが基礎的な見方になります。

移動平均線に関しては、平均を取る期間によって、形状ががらりと変わります。

短期間の場合は、直近のトレンドにセンシティブに反応し、長期間なら長期間のトレンドをゆったりと示します。

RSIから分析する

一方RSIというのは、「設定した期間から価格の前日比を集計して、上昇した日と下降した日のパーセンテージを繋いだ線を表示するテクニカル分析」です。相場の過熱度が感覚的に把握できるようになります。

ひとつの例として、RSIが継続して80%を上回っていれば、ずっと買われているので、そろそろ売りが優勢になりそうというような予想を立てることができます。

これらはテクニカル分析活用の1つですが、客観的な取引ルールをセッティングすることによって、あやふやなトレードを行ってしまうリスクを押さえることができます。

経済・政治から、値動きを予想するファンダメンタルズ分析を学習する

ファンダメンタルズ分析に関しては、「世界各国の経済指標・金融政策・要人発言等の様なニュースが為替相場に与える影響を算定する分析方法」になります。

りぴとん
りぴとん

世界経済の知識が求められるため、習熟には時間が掛かりますが、その中でも中長期の相場分析においては必須といえるかもしれません。

経済指標にはたくさんの種類があるのですが、やり始めのときは毎月第一金曜日の日本時間夜に発表される傾向が高い、米国の雇用統計を押さえておいてください。

かなり関心度が高い経済指標で、発表直後にすぐに価格変動することがよく見受けられます。

ファンダメンタルズ分析を学習していくことによって、相場観が養われて、相場の流れにそぐわないトレードをする可能性が減って行きます。

まず第一にレバレッジを低くセッティングする

個人口座の場合には、現在の最大レバレッジは25倍までと、金商業等府令(金融商品取引業等に関しての内閣府令)において規定されています。

原則的には、レバレッジ倍率の上限は、2010年7月まで規制はされていませんでしたが、2010年8月から顧客保護または金融機関のリスク管理・過当投機防止の為に上限が50倍に、それから2011年8月1日から25倍となった経緯が存在します。

そういうような経緯を把握すると、25倍というのはそれほどまで高いレバレッジではないと思ってしまいそうですが、決してそうではないのです。

スタート時から、ハイレバレッジでトレードを行ってしまうと、ロットが大きくなり易く、1回の負けで資金の多くを失くしてしまうからです。

レバレッジの計算は複雑になりますので、そのFX口座でトレードが可能になる最小単位からポジションを持つのもおすすめです。

たくさんの口座においては、1,000通貨が最小単位になっております。

損切り額を定めておく

たくさんの個人投資家に関しては、利益額ばっかりに目が行って、あんまり損失額に配慮しないことがよくあります。

当然ですが、どの位利益を出せるかを意識することもポイントですが、それよりもこちらのトレードでは最大この位の損失になるというような、リスクを意識したほうが良いでしょう。

その理由は、口座の資金を失ってしまったら、それ以上トレードを続けることができず、退場に繋がってしまうからです。

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